Macbook Pro 13インチを使って約1年経ちましたが、色々と不満が溜まってきているので、少し環境を変えることにしてみました。
僕のMacbook Pro(以下、MBP)は、Touch Bar つきモデル、メモリ16GB、SSD512GBという内容でApple Storeでカスタムしたものです。
MBPを購入するまでは、メインPCが自作Windowsデスクトップ、モバイルはMacbook Air(以下、MBA)と使い分けていました。自宅とモバイル環境を統一しようと考えて、MBPの購入に踏み切ったんです。ストレージがSSDだけでは足りないので、Windows機を手放すタイミングで、NAS(ネットワーク経由で利用する外付けHDD)を導入しました。
「自作Windowsデスクトップ+Macbook Air」
という構成から
「Macbook Pro+NAS」
という環境に移行したのです。
しかしMacbook Proのみで色々やろうとすると、少しずつ不満が出てきたんですよね。
1.手元が熱い
最も不満だったのが、本体からの熱です。
やや重めの処理でも対応可能なMBPですが、ブラウザを一気に開いて作業などしていると、キーボード側の面はかなり熱くなります。これが結構辛かったんです。MBAもそこそこ熱くなりますが、MBPはそれ以上です。家で作業をしている時でも、手元に小さな扇風機を置いていたほどです。
じゃぁ重い作業をしなければいいじゃないかというと、だったらMBAで十分じゃん、ってことになるんです。パソコンって、大きさと性能のバランスが難しいんですよね。
2.処理能力がイマイチ
Macbook Proはそこそこ速いPCですが、これまで使っていたWIndowsデスクトップに比べると遠く及ばないほどの処理能力しかありません。僕は大量の写真や動画を扱うこともあるんですが、
高速Windowsデスクトップ+内蔵HDD
と
Macbook Pro+無線LAN経由HDD
という環境での比較になってしまうので、ちょっとした作業でも処理が遅く感じてしまったんですよね。ハイエンドデスクトップと比較しているので当たり前なんですけどね。当初の目的は環境を統一させることで利便性を上げることが目的でしたから、最初は多少我慢していたんです。でも、MBPを使っていくうちにどんどん重い作業を避けてしまっていることに気がつきました。うーむ、こういうことを望んでいたんではないんですよね。
せっかくの美しいRetinaディスプレイなのに、その画質を思う存分に活かすには、13インチの処理能力では少し物足りないのかもしれません。メディアを扱った重い作業をやらせるには高速なCPUとGPUを積んだ15インチの上位モデルでないと辛いと思います。でも15インチは持ち歩きたくないので、やっぱりハイエンドデスクトップが家に欲しいなと思うようになったんですよね。
NASは使っていてもとても便利なのですが、レスポンスの遅さがやはり気になるので、デスクトップ環境を戻したら使うのをやめるかもしれません。僕はやっぱり高速で処理してくれる方が使っていて気持ちがいいと感じるようです。
3.モバイルでガシガシ使うには高級過ぎる
モバイルPCは持ち運んで使うものですよね。
バッグに入れたり、それを担いで電車や自転車にも乗ります。カフェで開いて作業しますし、人に画面を見せたりします。そこで僕が気になったのは、「これ壊れたらどうしよう…」ということです。
数万円で購入できるMBAならまだしも、MBPは今の僕にはホイホイ買えません。持ち歩くのはもうちょっと安いPCでいいかな、と思うんですよね。買ってすぐにMBPの液晶の隅っこを欠けさせてしまって、すごく凹んだのもありますが、あまり高級品だとガシガシ使えないんですよね。貧乏性なんだろうか。
やっぱりモバイルはモバイル、高速処理はデスクトップでいいんじゃないかなぁと、改めて思うようになったんですよね。
Macbook Airが復活しました
そんなわけで、中古のMacbook Air 11インチを再度購入しました。
2015年製のMacbook Airで、11インチの最終モデルです。たまたま中古で見つけたので、キーボードデザインの美しい英語キーボードバージョンです。久しぶりのコンパクトな画面と、懐かしく小気味良いキーボードの感触がいい感じです。文章書くくらいなら、このくらいがちょうどいいんですよね。
続いてデスクトップの復活も、デスク環境も含めて検討中です。今のデスクトップMacは中途半端なので、やっぱりWindowsで自作がローコストハイパフォーマンスでいいかなと考えています。
長いプロジェクトになりそうですが、どんな環境にしようかワクワクしてます。
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