スポーツドリンクを自作してみる。糖質オフで1本あたり10円以下!

最近自転車にハマっています。

都内の移動だけではなく、ローラー台でトレーニングをしたり、休日はロングライドを楽しんでいます。

自転車は冬でもよく汗をかくので水分補給が大切です。

よく知られていることだと思いますが、汗で失った水分の補給は、水を飲むだけではダメです。

適切な電解質を含んだ水を補給する必要があります。

こんなときの水分補給といえば、スポーツドリンクですよね。

最近僕が試しているのは「自作スポーツドリンク」。

健康面でもコストの面でもよさそうなので、ご紹介しましょう。

市販のスポーツドリンクではダメなの?

市販のスポーツドリンクは味を重視するため、糖分が多すぎる傾向にあります。

よく見かけるスポーツドリンクには、500mlあたり25〜35g程度の糖質が入っています。

これ、砂糖で考えるとすごい量になりますよね。

もはや嗜好品レベルです。

甘さを維持して糖質を抑えるために人工甘味料を使ったものや、添加物が入ったものもあります。

これらを何も考えずに多用するのは、健康上の観点から好ましいとは言えません。

人工甘味料はできるだけ避けたいという人も多いのではないでしょうか。

次は価格面です。

市販のスポーツドリンクは清涼飲料水カテゴリの商品です。

500mlで150円程度の価格設定になっています。

これを頻繁に購入するのは、体にもお財布にも優しくないですよね。

お金も余っていて、健康も気にしないという方は、市販のスポーツドリンクでもいいと思います。

自作スポーツドリンクの材料は?

スポーツドリンクの材料は、以下の2種類です。

  • 電解質となるナトリウム=塩
  • 味を調整するクエン酸と糖分

塩を選ぶときは、せっかくなのでミネラルが豊富な海塩がオススメです。

僕が使っているのは、沖縄の誇る奇跡の塩「ぬちまーす」。

海塩の中でも最高ランクのミネラル含有量で、ギネスほか受賞多数。

ドリンク用途なら、溶けやすいパウダータイプが使いやすいです。

汗で失った水分補給のときには、約0.1〜0.2%の塩分が適切と言われています。

ぬちまーすの塩分含有量は74%なので、1gに対して0.7gの塩分として計算します。

クエン酸

クエン酸の役割は、ドリンクに酸味を加えて味の調整をすることです。

疲労回復効果も期待できますし、掃除などにも使えて便利です。

Amazonなら1kg単位で手軽に買えます。

糖分

糖分はなかなか悩ましいところです。

トレーニングであれば必ずしも糖質を補給する必要はありません。

ロングライド(長時間運動)用の補給も、水分から補給しなければならない理由はありません。

しかし、塩分と酸味だけの飲み物は飲みにくいので、糖分を入れてあげると口当たりがよくなります。

海塩と同じくミネラルが豊富なはちみつが好ましいのですが、独特の風味があるので好みによりますね。

僕は匂いがちょっと気になってしまったので、クセのない上白糖を使っています。

オリジナルドリンクはいくらでできるのか?

さて、上で紹介した材料を使って、実際にドリンクを作ってみました。

  • ぬちまーす 3g
  • クエン酸 3g
  • 上白糖 20g

※写真は誤差で1gオーバーしてます。

材料を入れてシェイクすれば完成です。

溶けにくい場合は、最初に少しお湯を使うと溶けやすくなります。

上白糖を使った場合、完成するのは無色透明な水溶液です。

材料それぞれの1gあたりの値段はこんな感じです。

  • ぬちまーす 4円/g
  • クエン酸 0.7円/g
  • 上白糖 0.2円/g

これらを使って1000ml分のドリンクを作ったときのコストはこんな感じです。

  • ぬちまーす 3g=12円
  • クエン酸 3g≒2円
  • 上白糖 20g=4円

最高の塩を使ったオリジナルスペシャルドリンクが、1000mlあたり18円で作れます。

なんと500mlあたり10円以下のコストで作れてしまいます。

自動販売機で500mlのスポーツドリンクを購入すると160円です。

毎日500ml程度消費した場合の月額はこんな感じです。

  • 500mlボトル 160円×30日=4,800円
  • 自作 9円×30日=270円

自販機の500mlボトルと比較して約18分の1

のコストでスポーツドリンクが作れるということですね。

これは、水分補給をたくさん必要とする人にとっては、とても嬉しいことですよね。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

最高の塩を使っているのにコストは激安、おまけに体にもやさしい。

自作スポーツドリンク、結構オススメです。

僕もまだ試作中で、分量を変えながら味の調整をしているところですが、実用には十分ですね。

糖分をどうするかがポイントかなー、と個人的には思っています。

この記事を書いた人

ITコンサルタント/Webメディアクリエイター。自転車とカメラと料理が好き。
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