SHIMANO PD-M520レビュー。両面SPDはビンディング初心者にもオススメ

ロードバイクのペダルを、両面SPDの「SHIMANO PD-M520」に変更しました。

結果から言うと、ペダルの裏表を気にせずにサイクリングを楽しめるようになって、大満足でした!

PD-M520はマウンテンバイク用のSPDペダルですが、ロードバイクでも街乗りやロングライド、ビンディングペダル初心者などにオススメですよ。

両面SPDペダルにした理由

これまで使用していたのは、片面がフラットのSPDペダル「SHIMANO PD-A530」です。


▲これまで使用していたSHIMANO PD-A530。クリートで傷ついてズタズタ。

PD-A530を使用していた理由は、以下の2点。

  • ロードを購入した当時は、ビンディングシューズを持っていなかったこと
  • ペダル外しが容易で、歩きやすいSPDを使いたかったから

そんなわけで「フラット+SPD」のPD-A530が最適だったというわけです。

でもその後すぐにビンディングシューズを買いました。

そしてロードに乗るときは100%ビンディングシューズを履くようになったんです。

なので最近フラット側は使われず、ほぼ無意味なものになっていたんですよね。


▲PD-A530のフラット側。クリートで傷ついてズタズタ。

クリートが片面だけの場合、信号待ちなどでクリートを外したときに、ちょっと面倒ですよね。

発進のときにクリートじゃない面を掴んでしまって、なかなかハマらないあれです。

なんとなく靴底や金属の感触で把握はできるんですが、ペダルをひっくり返すために、徐行しながらペダルをくるくる回したりするハメになるんですよね。

あれ、結構ストレスに感じている人も多いはず。

都心を走る場合は、ストップアンドゴーを繰り返すので、回数が増えてかなりうっとおしく感じます。

短い距離ならそれほど気にはなりません。

ですが、これが100km超えるようなロングライドならどうでしょう。

ロングライドで疲れている時に、なかなかSPD面がキャッチできないと、かなりストレスを感じます。

そんなとき強く思うのです。

SPDが両面についてると楽だよね!」と。

両面SPDだとストレスフリー!

そんなわけで、両面にSPDがついているPD-M520を購入しました。


▲交換してから2回ほどロングライド後。さっそく立ちゴケしたのでやっぱりズタズタ。

両面SPDのPD-M520に変えてから、スタート時にクリートの取り付けでロスすることがなくなりました。

「とにかくペダルを踏めば、SPD面を掴める」というのはかなり楽です。

発進時は周りの動きや、自転車のふらつきに気を配る必要があるので、クリートについて考える必要がなくなるのは大きなメリットです。

レース志向の人はSPD-SLなどを使っていると思いますが、ロングライドやシティライド派の人には、両面SPDのPD-M520はかなりオススメできると思います。

価格もリーズナブルなので、ロングライド用などに持っておくのもいいかもしれませんね。


▲見た目もコンパクトで、ロードに似合いますよ。

ペダルのカスタムにはペダルレンチが必須


ペダルレンチはあまり利用頻度は高くありませんが、持っておくと便利です。

クロスバイクのペダルを交換したときに購入したものですが、これがあったおかげで今回のPD-M520の購入をすぐに決めることができました。

わざわざペダルを変えるのにショップにお願いするのも面倒ですからね。

オススメは写真のホーザン製のものです。

僕はアーレンキーもホーザン製を使っていますが、工具としての精度が高く、使いやすくてオススメです。


▲このペダルにはアーレンキー用の穴もありますが、相当な力が掛かるので、素直にペダルレンチが無難だと思います。

まとめ

ロングライド&シティライド派で、片面SPDでイライラした経験のある人は、導入を検討されてはいかがでしょうか。

ビンディングペダルに挑戦してみたいけど、不安に感じている初心者の方にもオススメです。

とにかくペダルに足を乗せればSPDをつかめるので、走りに集中できますからね。

僕はとても快適な発進ができるようになって、さらにロングライドが楽しくなりました。

SPDペダルが余ったので、今度クロスバイクにSPDつけて走ってみようと思います。

ペダルレンチがあれば色々交換して試せるので、合わせて買っておくのがオススメです。

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