最近はスマートフォンでインターネットを見ている方も多いと思いますが、自宅には光回線のインターネットも引いているよ、という方もまだまだ多いはず。
LTEと光回線ではまたまだ速度に差があるので、スマホでも自宅のWiFiで光を使えると快適ですよね。
でも、この光回線に必要な通信機器類って、意外と熱くなっているんです。
機械が暑くなっているとなんか心配になりますよね。
熱いままだとどうなってしまうのか、どうすれば解決するのか、そんな疑問にお答えします。
通信機器は意外と熱い
光回線を契約すると、「ONU」や「モデム」と呼ばれる装置が自宅に置かれますよね。
壁から伸びた、硬い光ファイバーの線が挿さっているあれです。
それとは別に、WiFi機能がついた「無線ルータ」を置いている場合も多いでしょう。
これらの機器は、掃除をしたりするとよくわかりますが、結構熱くなっていると思いませんか?
一般家庭に置かれるこれらの機器には、静音性を重視してなのか、冷却のためのファンがついていません。
ファンがついていないので、熱がこもって温度高くなりやすいんです。
こういう通信機器の類は、部屋の隅の一箇所に集められる傾向にありますよね。
さらに、インテリアとの調和を取るために、ラックやケースの中に入れられたり、囲われたりしがちです。
当然あまり掃除もされないので、埃もたまってさらに熱がこもりやすくなってしまいます。
これで、「ファンがついていないうえに、通気性の良くない場所に置かれている」という状況の出来上がりです。
通信機器そのものの発熱量はそれほどでもないですが、熱にはとても厳しい環境にさらされているのが通信機器なのです。
温度が高すぎると不具合が起こることもある
では、通信機器の温度が高くなりすぎると、どうなってしまうんでしょうか。
機械には熱に弱い部品も入っているので、温度が高くなると動作が遅くなったり、動かなくなってしまうことがあります。
家庭での通信機器のトラブルは、熱暴走が原因ということも少なくないのです。
取説などには、「通気性のいいところに置いてください」などの注意書きを書いていますが、家庭に置かれる場合は前述のように真逆の環境にあることが多いのです。
これを解消するには少しでもいいので、周りに空気の流れを作ってやれば、大丈夫です。
風の流れを作るだけで安定性が向上!
いちばん手っ取り早い解消方法は、
「USB扇風機」
を通信機器の近くに置くことです。
この季節、人間を冷やすためにオフィスで大活躍しますが、通信機器にも効果絶大です。
USB扇風機の電源供給は、余ったスマートフォン用のUSBアダプターなどで十分です。
これを置いておくだけで、通信の安定性も向上しますし、機器のトラブル防止に大きく役に立ちます。
よくインターネットが固まってしまう、通信機器が熱くなっていて心配、という方はぜひ試してみてください。
おわりに
ただし、このUSB扇風機には弱点があります。
人間を冷やすために、結構風量がでるように作られているので、それなりにうるさいわけです。
リビングなどでは気にならないかもしれませんが、ワンルームの場合や寝室にある場合は、音が気になる場合もあります。
そんなときはややマニアックですが、静音性に優れたPC用のファンをUSBに変換して使うという方法もオススメです。
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