スマホのカメラで撮影しているとき、「もうちょっと寄りたい」と思ったことありませんか?
そんなときは外付けのオプションレンズがあると便利です。
スマホ用のオプションレンズといえば、画角を広げるための広角レンズや、より近くを取るためのマクロレンズが現在の主流です。
でも今回はちょっと珍しい「2倍望遠レンズ」というものを購入してみたので、レビューをお届けしていきましょう。
Aukey スマホ 望遠レンズ カメラレンズ 2倍望遠 iPhone、Androidスマートフォン、タプレットなどに対応 PL-BL01
望遠レンズが欲しいと思うとき
スマートフォンの画質がかなり向上したので、日常のスナップはほとんどスマホで撮ってしまうという人も多いでしょう。
とっても手軽で、便利なスマートフォンのカメラ機能。
でも、ふとしたときに
「もうちょっと近くで撮りたいけど、寄れない」
と感じたことはないでしょうか。
手前に障害物があったり、高い場所に咲いている花を撮りたかったりしても、物理的に近づけないことがあります。
料理の写真を撮るとき、近寄るとスマホや手の影が落ちて暗くなってしまうという経験をしたことはないでしょうか?
アプリ上で拡大はできますが、画像を切り抜いているだけなので、画質が悪くなってしまいます。
そんなとき役立つのが、今回ご紹介するスマホ用2倍望遠レンズ です。
Aukey スマホ用2倍望遠レンズ PL-BL01
今回購入したのはAukeyのスマホ用2倍望遠レンズ、「PL-BL01」です。(ちなみに3倍望遠モデルもある)
巷でよく見かけるスマホ用のオプションレンズより、ずいぶん大きく感じます。
▲かなり大口径のレンズなので、装着することで画像が暗くなってしまうこともありません。
さすがに一眼用カメラほどとは言えませんが、なかなか質もよさそうです。
▲スマホに接地する側にはクッションが付いているので、傷つけることはありません。
ちなみにiPhone 6系の出っ張ったレンズにも対応します。
▲スマホへの装着には、付属のクリップをレンズ側に装着します。
これは通常つけっぱなしになると思います。(予備が1個同梱されています。)
▲レンズに合わせて位置を決め、クリップで挟み込むだけ。
かんたんに取り付けが可能です。(上の画像はレンズキャップ装着してます)
▲iPhone 6sに装着するとこんな感じです。
レンズがやたらでかく感じます。
▲ずいぶん仰々しい感じになりますね!
装着するときは、レンズの中心が一致するように位置を調整しましょう。
▲カメラを構えるときは、クリップでに指を通すと、脱落防止になってよさそうです。
iPhone標準のカメラアプリは音量ボタンでシャッターが切れるので、このポジションがいい感じでした。
iPhone 6s + PL-BL01撮影サンプル
▲ノーマル状態のiPhone 6sで撮影したもの。
iPhone 6のカメラの焦点距離は35mm換算で29mmと言われていて、やや広角気味の標準レンズです。
▲上の画像と同じ位置で、2倍望遠レンズを装着して撮影したもの。
58mmという、中望遠相当の画角を得られることになります。
画質の劣化も感じられないので、十分に実用できそうです。
ただし、今回撮影した距離だと、画像を拡大してみるとフォーカスが若干甘くなっているのがわかります。
何度かオートフォーカスをやり直してみたのですが、最短焦点距離が少し伸びてしまうことと、若干フォーカスが甘くなりやすくなることが弱点のようです。
望遠になる分、少し離れて撮るなど気をつけた方がよさそうです。
▲スマホカメラで食べ物を撮ろうとして失敗した例。(望遠レンズなし)
左下に自分の手とスマホの影が写ってしまっています。
飲食店などでは照明の位置が固定されてしまうので、意外と多いシチュエーションではないでしょうか。
▲望遠レンズありで、被写体が同じくらいの大きさで写るように距離を調整して撮った写真。
望遠レンズなしのときとは違い、影が写らなくなっています。
こういう場面ではかなり活躍しそうですね。
まとめ
上で少し触れたように多少弱点もありますが、手軽に使えるスマホカメラの撮影の幅を広げられるとっても便利な道具です。
特に「もうちょっと寄りたいけど、寄れない」という経験のある方にはオススメです!
コメント