クロスバイク初心者はどれくらいの距離を走ることができるのか?
初めてスポーツ自転車を買ったら、ちょっと遠出をしてみたいと思うものです。
僕はこの答えを知るために、200kmのロングライドに挑戦してきました。
ここでは僕の初ロングライドの記録を数回に分けてお届けしています。
▼1回目はこちら
クロスバイク初心者が長距離サイクリングに挑戦!(1)計画編
今回は「準備編」です。
初めての本格的なロングライドですから、いろいろ調べたり準備をしました。
ロングライドは荷物が少ない方がいい
100km以上の距離を自転車で走る「ロングライド」。
目的地などがあれば小旅行のような感じになるので、カメラや着替えなど持っていきたいものも出てきます。
長い距離を走るので、エネルギー源となる水分や食料などもとても重要です。
必然的に、普段走るよりも荷物が増えてしまいます。
しかしロングライドは、少しでも荷物を減らしたほうが有利です。
軽い方が楽に、速く移動できるというのはなんとなくわかりますよね。
このバランスを取るのが大切です。
特に、リュックなど身につける荷物が多いと、腰を中心に体に大きな負担がかかります。
それを少しでも軽減するためにできることは2つ。
- 荷物を減らす
- 自転車に荷物を載せる
極限まで荷物を減らすことができればいいのですが、どうしても持っていきたいものもあるはず。
自転車にキャリーやバッグを装着して、比較的重いものは自転車に積んでしまうのがオススメです。
フロントバッグを活用しよう!
僕は今回ミラーレス一眼カメラを持って行きたかったのですが、これが約800gとなかなか重い。
それに、撮影をしたいときにリュックからいちいち取り出すのはとても面倒です。
そんなとき便利なのがハンドルなどに取り付けるフロントバッグ。
僕が購入したものはハンドル部分にベルトで装着するだけで、とっても簡単に取り付け可能です。
自転車を長時間離れる時でも、簡単に取り外して持っていくことができます。
僕はこれでミラーレス一眼の「OM-D」と一緒にロングライドをしてきました。(走るのに精一杯であまり写真は撮れませんでしたが・・・)
サイドポケットには、モバイルバッテリーや補給食などを入れておくと使い勝手がいいですね。
街乗りでも、ちょっとした小物が入るので、とても便利でオススメです。
ハンドルバーで疲労軽減!
ロングライドにおけるクロスバイクの弱点は、ハンドルがフラットバーだということ。
フラットバーは扱いやすくて安定性がいいのですが、ポジションが1パターンに限られてしまうので、長距離走行の場合は疲れやすくなってしまうという側面があります。
ドロップハンドルは、ポジションを変えられるので疲労を分散しやすいんですね。
そこで、フラットバーにも持ち手を増やして、変えられるようにするのが「ハンドルバー」です。
ハンドルの付ける位置によって、バーエンドバーとか、バーセンターバーという呼び方をされたりします。
普通のフラットバーハンドルではできない「縦持ち」ができるようになるので、ゆったりと長い距離を走るときに便利です。
今回僕はバーエンドバーを購入して、ハンドルグリップとブレーキレバーの間に装着しました。
これも工具さえあればかんたんに取り付けが可能です。
バーエンドにつけるとブレーキレバーが遠くなってしまうので、センター寄りにつけるのがオススメです。
ロングライドで急に使うのは危険なので、事前に装着して慣れておきましょう。
ロングライド対策はとに疲労軽減!
今回はのロングライドは「日帰り温泉旅行」なので、リュックの中身は多少の着替えとタオル。
そして補給食が中心でした。持って行った補給食はこんな感じです。
- ・カロリーメイト
- ・スポーツようかん
- ・アミノ酸系ゼリー飲料
- ・おにぎり
基本的にリュックの中身は軽くして、一番重いカメラはフロントバッグへ。
前述のとおり、モバイルバッテリーと一部の補給食も、フロントバッグに入れました。
何時間も自転車に乗るので、腰への負担を少しでも軽くしておくことが大切です。
補給食や水も、必要以上には持たずにコンビニ等で現地調達するのがいいと思います。
そんなわけで、今回はガジェッターの僕も泣く泣くiPadとMacbookを諦めたのでした。(いやいや使う余裕ないし)
とにかく背負うものは極力軽く、自分は身軽に。
同じ姿勢が続かないようにバーセンターバーなどを活用する。
こうした準備がロングライドでは大切になってくると思います。
次回はいよいよ走行編!
さて、計画編・準備編と続いてきましたが、次回はいよいよ走行編です。
クロスバイクを買って2ヶ月の僕が初体験してきた「ロングライド」を語っていきたいと思います!
▼つづきはこちら!
クロスバイク初心者が長距離サイクリングに挑戦!(3)走行編
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