初めてのクロスバイク購入から1ヶ月半が経過しました。
慣れるために週末に1回は乗るようにしていますが、そのたびに
「あれが必要だ」「これがあるといいな」
ということに気づきます。
日に日に増える自転車グッズ、どんどんハマっていく自転車の世界。(恐)
さて、今回はタイヤとチューブの交換をしてみました。
GIANT ESCAPE RX3標準搭載のタイヤから、ロードバイクでよく使われる細身のタイヤへの交換です。
走りがかなりシャープに変わって、大満足の結果でした。
初心者でも手軽にできるクロスバイクのアップグレード、ご紹介していきましょう。
なぜタイヤを交換するの?
買って2ヶ月も経っていない自転車のタイヤを交換するのはなぜか。
きっかけは、GWにロングライドをしてみようと思ったことでした。
遠出をするなら、不足の事態に備えて工具や予備のタイヤチューブを用意しておきたいものです。
さらに、一度くらいはチューブの交換を経験しておくと、より安心です。
チューブ交換の経験がない状態で、旅先で急にパンクでもしたら、パニックになってしまいますからね。
そこで僕は、「どうせ買うならチューブだけではなく、細身のタイヤに交換してみよう」と考えました。
細身のタイヤは接地面積や重量が変わるので、乗り心地がかなり変わります。
軽快な走りにしたほうが、ロングライドもより楽しめるんじゃないかと。
軽快に走れるということは体への負担も軽くなるということにも繋がりますからね。
そんなわけで新しいタイヤとチューブを購入してみたのでした。
コスパ最強、Panaracer クローザープラス700x23C
今回購入したのは、パナレーサーの「クローザープラス」というタイヤです。
タイヤも色々サイズがありますが、選んだのは一般的なロードレーサー向けの「700x23C」という細身のものです。
この”700”はタイヤの外経で、”23”はタイヤ幅をミリ表記で表しています。
GIANT ESCAPE RX3は700x28Cというやや太めのサイズのタイヤが標準採用されています。
一般的に細くなると接地面積が小さくなるので、路面の抵抗が小さくなって、走りが軽快になると言われています。
パナレーサーのクローザープラスは、23Cタイヤの中でも
「安くて軽い定番タイヤ」
と言われていて、1本2,000円程度で購入できます。
両輪で4,000円なら、手軽に変えてみることができますよね。
▲最近のスポーツ自転車用のタイヤは、こんなふうに折りたたまれて売っています。
これ、初めて見た時はびっくりしますよね。笑
タイヤは、リムと接する部分の補強のために金属や繊維を使います。
ワイヤーを使った「ワイヤービード」は比較的安価で、繊維を使った「ケブラービード」の方がやや高級です。
ワイヤー(金属)ビードのタイヤは折りたたむことができませんが、ケブラービードは補強素材が繊維なので、折りたたむことができるんですね。
ワイヤーからケブラーに変えただけでも軽くなるので、軽量化を目的とした場合はケブラーが選ばれることが多いようです。
タイヤ&チューブ交換は事前に練習しておこう
▲自転車のタイヤ交換は、この写真のように裏返してサドルを下にして作業をします。
初めてのタイヤ&チューブ交換でしたが、意外にあっさりと終わってしまったので詳細は割愛します。(汗)
Googleで適当に検索をしたブログなどを参考にしましたが、書いてあるとおりにやってみたらとても簡単にできました。
▼参考リンク
元自転車屋が教える!ロードバイク・クロスバイクのタイヤ交換(FRAME)
今回初めてタイヤ&チューブの交換をしましたが、上で紹介したブログを見ながらだと、とても簡単にできました。
特に、チューブの交換は一度経験しておくといざというときに安心ですね。
初めてのパンクが、ロングライドで疲れていたり、夜で周りが暗かったりするときだと、かなり厳しいので。(実際に初パンクはロングライドの帰り道でした…)
▲Panaracer Closer Plusのロゴがカッコイイです。
タイヤとホイールのロゴ位置を合わせるのがポイントですよ。
▲こちらは、交換前の28Cのタイヤ。28はタイヤの幅です。スポークとの間隔に注目。
▲こちらが交換後の23Cのタイヤ。
たった5mmの違いですが、ずいぶんすっきりして見えますよね。
元が28mmしかないので、実に20%近くも細くなっているんですよね。
実際の見た目は、もっと細く感じます。
23Cタイヤで走ってみた感想
タイヤを交換して、早速走ってみると、違いはすぐにわかりました。
とにかく走り出しが軽くなり、するする〜〜と、ペダルが楽に回せるようになりました。
その分、加速もよくなったと感じます。
体感できるということは、かなり変化があったということですね。
なかなか快適で、走る楽しさがますます大きくなりましたね。
タイヤ空気量が減るので路面の凸凹を拾いやすくなって、乗り心地が悪くなるとも言われていますが、僕はあまり気になりませんでした。
デメリットと感じたのは、グレーチング(排水口)にタイヤを取られやすくなることですね。
帰り道に「ギュッ」という音と共に、前輪が滑りました。(これ、かなり焦ります)
こういったことも少しずつ経験して慣れていくものだなと。
走行性能はとても満足なので、GWロングライドでは強い味方になってくれそうです。
自転車をアップグレードできる楽しさ
今回、初めてタイヤとチューブを交換してみましたが、とても楽しかったです。
交換作業もコツさえわかれば難しくないので、パンクする前に一度体験しておいたほうがいいと思います。
ついでに、標準でついているタイヤを交換してみるというのは、なかなかオススメできますね。
手軽に走りを好みのタイプに変えることができるので、ぜひ挑戦してみてください。
追記:2018/03/25
その後、ロードバイクを買ったので、クロスバイクは通勤や街乗り専用になりました。
タイヤは25Cの全天候型タイヤにして、おおむね満足しています。
タイヤに関してはロードも25Cにしていて、空気の減り方、パンク率、路面の振動のバランスは25Cがよいと感じています。
よろしければ参考にされてください。
▼その後1年間でカスタムした内容を書きました。
GIANT ESCAPE RX3を買って1年間でカスタムしたこと全部紹介!|Notes of Life
Panaracer(パナレーサー) クローザープラス [W/O 700X23] オールブラック F723-CLSP-B
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