香川県さぬき市志度にある、「源内(げんない)」という、うどん屋さんのご紹介です。
僕にとって、東の横綱と言えばこの源内うどん。
今でも、僕が香川に帰郷した際には、一番行きたいうどん屋さんです。
ここの「かしわうどん」が、僕の心を掴んで離しません。
それでは紹介していきましょう。
源内(げんない)志度本店の「かしわうどん」がジューシーで絶品!
▲昭和47年創業、風格のある佇まいの源内うどん。
僕も小さい頃から家族に連れられて、食べに来ていた記憶があります。
製麺所からの仕入れで営む店も多い中で、店内での手打ちを貫く硬派なうどん屋さんです。
▲店内はカウンター+小上がりのお座敷。
今ではうどん屋=セルフと思ってしまうくらい、セルフのうどん屋さんが多いですよね。
でも、少なくとも昔の高松市周辺は、注文を取りに来るフルサービスの形態が多かったはず。
そんな懐かしい雰囲気のある店内。
源内さんはとても流行っているお店なので、お昼頃はいつも行列ができています。
この日は11時過ぎに到着して、ギリギリ待たずにお座敷に座れた、といった感じでした。
▲かけうどん500円は、香川県にしては高級店です。
かけ出汁がクリアでとても美味しいのが特徴のお店なので、かけうどん系がオススメ。
イチオシは「かしわうどん」850円。
▲香川のうどん屋さんではあたりまえなのですが、まずはおでんを食べます。
手打ちうどんのお店では、うどんを茹でている時間が少し長いので、10分以上待つこともあります。
そこで、うどんの出汁を使ったおでんを始めたのが、ルーツだとかなんとか。
ともかく、おでんを食べながら、美味しいおうどんができるのを待ちましょう。
▲香川のおでんの特徴は、白味噌+辛子なところです。
白味噌の甘さと辛子のピリッとした感じが、おでんによく合います。
白味噌がメインなので、関東のように辛子のみだと物足りなく感じます。
ほかにも関東ではメジャーな、ちくわぶ、はんぺんなどは、香川では見かけません。
▲「かしわうどん」が出来上がりました!
うどんも茹でたて、かしわ(老鶏の肉)の天ぷらも揚げたてアツアツです!
▲ジューシーなお肉の香りと、出汁の香ばしい香りが最高です。
このお肉が、胡椒が効いていてピリッとスパイシー&とってもジューシー。
ものすごく熱いので、はふはふしながら味わってください!
※うどんもアツアツで湯気がすごくて撮影が難しいです!
▲かしわ天が入っているので少し油が浮いていますが、とてもクリアなかけ出汁。
色も美しくて、これが源内うどんの持ち味です。
▲打ちたて、茹でたてのうどんはツルッツルで、のどごし最高。
セルフでは味わえないコシの強さと、上品さがあります。
このネギはアサツキかな~?
とても良い香りがします。
▲美味しいおうどんをありがとうございました!
久しぶりの源内うどんは、やっぱり最高でした。
おまけ
▲さて、この源内うどんの片隅には、鶏舎があります。
昔から源内さんに来ると、鶏舎を覗くのが楽しみでした。
何故かと言うと・・・
▲なぜかクジャク(!)がいるからです。
子供の頃は、このクジャク見たさに源内うどんをリクエストしたものです。
めったに見れるものでもないですし、ただその美しさに感激します。
そういえば、この子何代目なんだろうか。
▲鶏もいます。
あれ、この子はもしやいずれ天ぷry・・・?
まとめ
香川のうどんは、東と西でちょっと雰囲気が違うんですよね。
いわゆる「さぬきうどん」と呼ばれて一般化しているのは、どちらかというと丸亀や琴平など西の方の印象が強いです。
西の方が有名店が多いのも確か。
でも、高松を中心とした東のうどんも、美味しくて魅力的なところはたくさんあります。
僕がその筆頭に上げるのがこの「源内」さん。
源内うどん(志度本店)までは、高松中心部からだと、車で30分くらいかかります。
電車なら、高徳線志度駅から約1km。
少しアクセスは悪いのですが、行って損はないお店だと、オススメできます。
(高松市内にも支店があるようです。)
ぜひ、一緒にクジャクも見てあげてくださいね!
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