酷評されやすい富士山マラソンですが、都内からの移動の大変さが一因としてあります。
河口湖周辺で開催される富士山マラソンは、都内から参加しようとすると結構たいへんです。
都内から電車で移動するなら、始発あたりの電車でなければ開始時間までにスタートまでに辿りつけません。
同じような時間に選手が殺到してしまうので、混雑で大変なことになってしまいます。
昨年僕も、中央線の始発に乗って、大月駅での熾烈な乗り換え争いを繰り広げ、超満員電車で50分揺られ、大変な思いをして会場にたどり着きました。
駅に着いたらトイレは激混み、着替えは屋外でせざるを得ず。
急いで会場へ移動したら、荷物の預かり所は混雑でひどい渋滞、号砲を聞いたのは預かり所の付近で・・・という散々な状態でした。
(詳しくは下の記事で。)

しかし、今回僕が利用したのは富士急行の「日帰りバスツアー」。
これを使えば富士山マラソンも快適に参加ができます。
とても素晴らしいサービスだったので、ご紹介したいと思います!
富士急行のバスツアーに申し込んでみた
今年の富士山マラソンも、あんな大変な思いをして挑戦しなければならないのか。
それもまた一興・・・
なんて思っていたら、オフィシャルサイトでたまたま見つけたのが富士急行の「日帰りバスツアー」でした。
おお、確かにバスなら会場直行だし、楽そうだなと。
往復5,800円なら全然平気な金額なので、すぐに申し込んでみました。
ちなみに電車だと片道2,457円です。
(ちなみに通常の高速バス新宿~河口湖は1,750円。)
結果としてこの選択は大正解だったのです!
富士急行の日帰りツアーのすごいところ
富士急行の「富士山マラソン当日日帰りツアー」は、その名の通り富士山マラソン専用のツアー。
僕が利用した便は、新宿駅から河口湖までの直行便(往復)です。
利用してみるとこれがめちゃくちゃ快適で、富士山マラソンを最大限に楽しむことができました。
1.移動がめちゃくちゃ快適
バスは普通電車と違って、自由席ながらちゃんと席が確保されています。
座れないということがまずないので、マラソンのように体力を温存もしくは回復させたいときはとても合っています。
なにしろ出発地点から目的地まで、乗りっぱなしで大丈夫ですからね。
これは本当に精神的にも体力的にも楽でした。
ちょうど出発の時間帯は、午前9時号砲の大会においては朝食に最適な時間です。
おにぎりでも食べながら、ゆったりと過ごしましょう。
バスでは照明を暗くするということはしていなかったので、ゆっくり休みたい方はサングラスやアイマスクをするとよいでしょう。
朝の5時に新宿駅を出発したバスは、なんと6時過ぎには河口湖インターチェンジへ到着。
着いたばかりの頃は、まだ夜明け前でした。
めちゃくちゃ速いです。
こんなに早く着いてどうするの?
いやいや、そこはちゃんとツアーとしてのメリットがあるのです。
2.ツアー客専用の待機場所がある
乗り換えなしのバスで、往復5,800円なら安いな~なんて思っていたら、驚きの特典がついていました。
なんと、マラソン大会の開催場所近くに、ツアー客専用の待機場所が確保されているのです!
今回の場所は、会場から徒歩5分程度の公民館。
ストーブがたかれていて、寒さは感じませんでした。
しかも、更衣スペース付きで、暖かい場所で着替えられます。(女性更衣室あり)
号砲1時間前くらいまで、着替えたり、レースの準備を整えたり、トイレにいったりして過ごせます。
これは本当にありがたかったです。
3.ツアー客専用の荷物預り所がある
そして、素晴らしい特典その2が、荷物預かり所です。
昨年大失敗だったのが、手荷物を預けるところ。
預かり所の場所が悪くて大混雑してしまって、号砲までにスタート地点まで辿りつけなかったのです。
しかしこのバスツアーを利用すれば、ツアー客専用の預かり所が待機場所に併設されているのです。
号砲の1時間くらい前になったら、待機場所で荷物をまとめて、ささっと荷物を預けて会場へ。
会場ではスタート地点を確認したり、催し物を見物したり、記念撮影をしたりする余裕があります。
ついでにオフィシャルの荷物預かり所を覗いてみましたが、まだ早い時間にもかかわらず、予想通り大混雑していました。(苦笑)
預かり所の大渋滞を横目に、僕はスタート地点へ移動。
自分のスタートブロックの最前列に位置取ることができたのでした。
レースの模様はこちらの記事で。

まとめ
富士山マラソンに参加したことのある方なら、富士急行のバスツアーの素晴らしさがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ただでさえ難関コースと言われているのに、レース外でも難関な富士山マラソン。
しかしこの富士急行のバスツアーがあれば富士山マラソンもたちどころに快適なレジャーマラソンになります。
唯一の難点としては、帰りの時間が読めないこと。
今回は中央道上り名物大渋滞に捕まって、復路は3時間半ほどかかってしまいました。
ゆっくり休んで、マラソンの疲れを癒やす時間だと思いましょう。
移動や預かり所が辛くて富士山マラソンに参加されなかった人。
今年も預かり所で号砲を聞いた人。
富士山マラソンに初めて参加したいけど、なんか大変そうだなと思っている人。
富士山マラソンを楽しむために、ぜひ、富士急行のバスツアーをご利用ください。
僕は来年もぜひ利用したいと思います!
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