Audibleとは、昔からカセットテープなどで親しまれてきた、オーディオブックのオンライン版です。
▼日本版Audibleの紹介記事はこちら。
1時間で1冊聞ける?!Audibleでスキマ時間を活用しよう|Notes of Life
物語を聞いたり、ビジネス書のインプットに使ったり、語学学習に使ったり、様々な用途につかえて便利です。
今回は英語やフランス語などの語学学習にスポットを当ててみます。
外国のAudibleを日本でも使いたい
僕は以前、英語のヒアリングの教材として、アメリカのAudible.comを契約していたことがありました。
そのときに購入したオーディオブックは、残念ながら日本のAudibleでは聞くことができませんでした。
外国版のAudibleで購入したものを聞くにはどうすればいいんでしょうか?
そんなとき、知人からAudibleをフランス語の学習に使ってみたいとと相談をもらいました。
語学を本格的に学習しようと思っても、日本のAudibleにはフランス語の教材は多くありません。
フランス版が使えれば、母国語であるフランス語の教材がたくさんあるはずです。
そう思って、なんとか外国版のAudibleを日本でも使えないかを調べてみました。
意外とかんたんだったので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
外国版のAudibleを使う方法
日本のAudibleは、日本のAmazon(Amazon.co.jp)のサービスです。
Amazonアカウントでサインインして、支払いもAmazonと共通のものを使います。
当然ながら、提供されるオーディオブックは日本語が中心のものです。
語学学習の教材として使いたいのは、英語やフランス語のオーディオブックなのです。
しかし、アメリカやフランス版のAudibleは、日本のAmazonアカウントでは使えません。
アメリカ版のAudibleを使いたければ、Amazon.comのアカウントを作る必要があります。
フランス版のAudibleを使うなら、Amazon.frのアカウントを作ります。
それぞれの国に合わせてサービスの形態も違っていて、月にかかるお金やダウンロードできる数も違います。
ただし、アプリだけは共通のものが使えます。
iPhoneなら、日本のAppStoreで検索可能なAudibleアプリ、これで全世界のAudibleにサインインが可能です。
ポイントをまとめると、こんな感じです。
- アカウントはAmazonのものを使う
- 国によって課金形態が違う
- アプリは共通
わかりにくいので図にしてみました。
日本は月額1500円で聴き放題、フランスも同様に9.95ユーロ(約1300円)で聴き放題です。
アメリカは14.95ドル(約1800円)で1冊しか聴けません・・・
アメリカ版のAudibleだけやたら高いですね。
さすが本家です。
外国版のAudibleの使い方
ここからは、実際に手を動かしてやってみましょう。
手順はこんな感じです。
- アカウントをつくる
- アプリにサインインする
- 有料契約をする
それではいってみましょう!
1.外国のAudibleアカウントを作る
それでは、アカウントの作成からはじめます。
今回はアメリカのAmazon.comを例にしています。
Amazon.com(アメリカ) Amazon.fr(フランス)
右上の「Your Account」のところから、「Start here」をクリックすれば、新規アカウント作成画面へ飛びます。
アカウント名、メールアドレス、パスワードを入力すればできあがりです。
フランス版でもやってみましたが、だいたい同じでした。
Amazonアカウントができたら、次はaudibleのサイトに移動して、サインインしましょう。
Audible.com(アメリカ) Audible.fr(フランス)
Audibleのサイトにサインインできれば、次はアプリのセッティングです。
2.アプリでサインインする
まずはアプリをダウンロードしましょう。
ダウンロードができたら、アプリを起動してください。
▲画面下の方に「国を選択:日本 – Audble.co.jp」と書いてあるので、タップします。
▲サインインしたい国を選べるようになっているので、タップします。
▲「国を選択:US – Audible.com」に変わったので、「Audible会員の方はこちら」ボタンをタップ。
IDとPasswordを聞いてくるので、Amazon.comのIDとPasswordを入力します。
▲ログインできました!英語がたくさん聴けそうです!
▲僕がこれまでに購入したオーディオブックも、無事表示されました。
▲サインアウトをすれば、さっきの国選択の画面に戻ることができます。
選択する国を変えれば、日本やフランスのAudibleを同じアプリで併用することができます。
▲フランス版もサインインしてみました。
3.Audibleの有料契約をする
この時点では、まだ有料契約をしていないのでダウンロードはできません。(ウィッシュリストへの追加はできます。)
Audibleの契約は、各国のウェブサイトから行う必要があります。
Audible.com(アメリカ) Audible.fr(フランス)
Audible.comだと、プランを選択してカートに入れて決済、といった感じです。
クレジットカードの登録なども必要ですが、がんばってやってみましょう!
まとめ
語学を勉強するときは、ヒアリングが気軽にできるといいですよね。
そんなとき、現地のオーディオブックはとてもよい教材になります。
原書が手に入れば、それを見ながらオーディオを聴いてもいいでしょう。
アプリが共通化されたので、気軽に海外のオーディオブックにアクセスできるようになって、とても便利になりましたね!
オーディオブックを活用して、スキマ時間を有効に使いましょう!
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