マラソンでようかんを持って走る。スポーツようかんってなんだ?

PB198794

マラソン大会に何度か出ている方はご存知かもしれませんが、長距離走の補給などに「ようかん」を食べることがあります。

ポーチやポケットに忍ばせておける大きさの、「スポーツようかん」なるものまで販売されていて、その界隈ではそこそこ有名なようです。

ようかんって、和菓子が好きな人でもそんなに食べないと思うのですが、僕もマラソンを始めてから少し仲良くなりました。

なぜマラソンにようかんが適しているのでしょうか?

マラソンでは補給が必要

フルマラソンにもなると、消費するカロリーは2000~3000kcalにもなります。

それだけのエネルギーを体内から効率よく出すためには、訓練が必要です。

走る距離は同じなので、訓練の度合いによって、走る時間そのものも長くなってしまいます。

アスリートは3時間以内で完走しますが、中級者くらいまでのランナーは4時間以上もかかりますから、レースの途中で「補給」が必要になるのです。

つまりはお腹すいちゃうってことですよ。

そこで「何を食べるか?」というのは結構重要なポイントなのです。

ポイントは携帯性と栄養、食べやすさ

マラソンの補給食は、栄養価以外にも考えるべきことがあります。

それは吸収の効率と、食べやすさです。

一般的には固形のものほど吸収が遅く、液体のものほど吸収が速い。

水分が多いジェルなんかは定番で、逆にカロリーメイトなんかは口の中の水分を奪われるので、とても走りながら食べられません。

でも水分量が増えると、その分重量が増えるので、たくさんは持てないというジレンマがあります。

そのバランスがいいのがようかん、ということなんでしょう。

固形で携帯しやすくて、そこそこ水分量もあるので水なしでも食べられます。

僕も何度か大会で食べましたが、まぁなんとか大丈夫な感じです。

PB198806

井村屋さんのスポーツようかんは、汗とともに失ったナトリウムも補給できるように、少し塩加減が強めになっています。

ジェルとの違い

スペック的なものを比較してみましょう。

IMG_3659-2

◆アミノバイタル パーフェクトエネルギー

重さ: 130g

カロリー: 180kcal

ナトリウム: 11.5mg

エネルギー吸収: 速い

飲みやすくて便利なのですが、やっぱり重くてかさばるのが辛い。2本はちょっと持てないかな。

PB198796

◆井村屋 スポーツようかんプラス

重さ: 40g

カロリー: 113kcal

ナトリウム: 54mg

エネルギー吸収: 遅い

ジェルと同じ重さにした場合に、エネルギーは1.5倍もある上に、ナトリウムも多いです。

このスポーツようかんプラスは、片手でぎゅっと握れば中身が出てくるので、食べやすくてよさそうです。

レースでの使い分けを考える

今回の大会では、エイドでの補給はあまり頼らない予定です。

バナナならまだしも、食べるのに時間のかかるものや走りながら食べられないものもあるからです。

立ち止まってしまうと、どうしてもペースが乱れてしまうということもあります。

消化の遅いようかんをレース前半に使って、後半にジェルを追加するくらいで考えています。

みなさんもスポーツようかん、ぜひつかってみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました